1昨日の日曜日、東京で日本中医薬研究会の学術シンポジウムが行われました。テーマは、「脾と免疫」。メイン講師は南京中医薬大学附属病院の元院長の劉瀋林教授。脾胃病や胃がんなどの腫瘍がご専門。先生とは、南京へ婦人科の研修に行った時に何度かお会いしたことがあります。でも、今回のシンポジウムは、兵庫地区の仲間と神戸でIP通信を使って受講したため直接会うことができませんでした。便利な世の中になって居ながらにして勉強できますが、お会いできず残念でした!でも、内容はとても充実、色々勉強になりました。脾胃は胃腸、消化管のことですが、日々食物や水分をとる重要なところ。これらは、私たちの体に有用ですが、異物でもあり、病原菌や体に悪いものと区別して取り入れるのに免疫システムが働きますが、胃腸がしっかり働かないと、色々不都合が出てきます。胃腸を丈夫にして免疫を正常にするにも、漢方薬がお役に立ちます。